抗うつ剤と言ってもその種類は数多く存在します。なので、まずはそれぞれの特徴や効果を把握した上で、自分に適した物を選ぶことが重要になってきます。

判断材料■ルボックスのジェネリック http://www.ntp-k.org/medicine/mental/faverin.html

最も古いタイプであるTCA

抗うつ剤の中でもTCAは最も古いタイプとなっています。三環系抗うつ剤と呼ばれているのですが、昭和20年代の頃から使われているのです。

効果が非常に強いことで有名で、その一方で副作用も大きいのが大きな特徴となっています。したがって、現在では処方されることが限定的となっています。

よほど症状が重大だったり、他の薬では効果が得られない時など、そういったケースに限られるのです。もし使用するのであれば、かなり慎重に検討しなければなりません。

副作用が少ない四環系抗うつ剤

四環系抗うつ剤は、TCAに比べると効果は弱いですが、副作用がかなり少ない特徴があります。したがって、安全性も高いですし眠りを深くする効果もあるので、愛用している人も少なくありません。

ただ、どうしても効果が弱いことから、眠りを阻害するうつ病を発症している人以外には、あまり使用されていないのが現状なのです。

そのため、決して普及しているとは言い難い状況で、使用者も限定されているのです。

非常にバランスの取れたSSRI

SSRIは、選択的セロトニン再取込み阻害薬と呼ばれており、非常にバランスが取れた抗うつ剤となっています。TCAよりも副作用は少なく、なおかつ四環系よりも効果が高いことから、かなり愛用者は多いと言えるでしょう。

特に、重大な副作用を引き起こすリスクがほとんどないのは、大きなメリットだと言えます。いくら効果があっても、命の危険性を伴えば使用するのを躊躇ってしまうでしょう。

うつ病の改善だけでなく、パニック障害や強迫性障害などの治療にも活用されているのです。

精神状況を安定させるSNRI

SNRIは、セロトニン・ノルアドレナリン最取込み阻害薬と呼ばれており、精神的に落ち込んだり不安になっている状況を安定させる効果があります。

そのため、近年ではうつ病を改善させる主要的な存在になっているのです。副作用がとても小さいのも大きな魅力であり、効果が現れるまでに要する期間も少ないのが特徴です。

抗うつ剤の選択肢としては、SSRIと並んで筆頭候補となるでしょう。

やや副作用が大きいNaSSA

NaSSAは、ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬と呼ばれており、SSRIやSNRIよりも効果が強くなっています。

そのため、少しでも強い効果を望む人にとっては、選択肢の1つとしてなり得るでしょう。ただ、TCAほどではありませんが、副作用がやや大きい傾向にあります。

特に、眠気が襲ってきたり、体重が増えるなどの副作用をもたらすので、途中で使用を断念してしまう人も少なくありません。

もし使用するのであれば、医師とも相談した上でじっくりと考えるようにしましょう。

その他の抗うつ剤について

SARIは、眠りを深くして睡眠障害を改善させる効果がありますが、効能自体はかなり弱い特徴があるので、これ単体では少し厳しいかもしれません。

基本的には、他でサポートをしながら使用していくことになるでしょう。スルピリドは、以前はよく使用されており、即効性が強く副作用もそこまで大きくはありません。

ただ、近年ではうつ病よりは十二指腸や総合失調症を改善させる目的で使用されているので、かなり限定的な存在となりました。